○政府委員(横瀬庄次君) ただいまの前段の方のお尋ねの件でございますが、それは結局、放送大学の放送教材等を使いまして、それでその地域の社会教育に役立てようと、こういうことだと思います。そういった事例というのは幾つかございまして、例えば青森県の三沢市とかあるいは富山県、これは富山県立の施設でございますが、県立の生涯学習カレッジというようなところで現実にそういうことを行っております。
○横瀬政府委員 放送大学は非常にたくさんの放送教材を持っておりまして、それを通常は電波に乗せて、今おっしゃいました関東地域を中心とした放送エリアの電波の届く地域について放送しているわけでございますが、この放送教材は一面でビデオテープ、ビデオソフト化されておりますので、これをさらに放送網が現在届いていないところに使って何かもう少し組織的な教育の受講機会が整備できないかということで考えましたのが、このビデオ
○横瀬政府委員 ただいまの広島大学のビデオ学習センターでございますが、これは御存じのように、放送大学がまだ関東地域だけに限られているというようなことが実態でございますので、この放送網の外側にあるところでも、放送大学の放送教材をぜひ活発に使っていただきたいというような気持ちで考えているものでございますけれども、具体的には本年度広島大学の協力をいただきましてビデオテープあるいはオーディオテープの視聴による
そのことと、それから、現在、放送地域外におきましてもせっかく持っております放送大学の放送教材などがもっと活用されるように、ビデオ学習センターというものを原則として国立大学にできるだけ置いていこうという方向で努力をしております。
それから、学習センターの方につきましては、これは放送大学が持っております放送教材を利用するという観点もございますけれども、学習センターの整備の準備的なこともございまして、広島大学にビデオ学習センターの整備を進める。
○大崎政府委員 放送大学のスタートに当たりましては、まず正式な開学をし学生を受け入れるだけの授業内容を完備をし実施をするということで全力を注いだということもございまして、実は御指摘の面の取り組みが若干おくれておるわけでございますが、放送大学の一般の学習意欲、生涯教育への貢献という点では非常に重要な事柄であるということで、放送大学におきまして放送教材の市販あるいは貸与を実施をする方向で現在検討いたしておるわけでございます
もとより放送大学自体にいたしましても、既存の国公私立大学の大変幅広い連携協力のもとに放送を効果的に利用して大学教育を実施することにしているわけでございますので、具体的には、例えば他の大学におきまして放送大学の開発した放送教材が授業に導入活用されるというようなこと、さらに放送大学と既存の大学との単位の互換が積極的に活用されるというようなこと、また教員の交流が促進されるというようなことを通じまして大学間
○宮地政府委員 放送大学につきましては、昭和六十年四月の学生受け入れに向けまして、放送教材、印刷教材の作成、放送図書資料棟、学習センターの建設、放送局の開局のための施設の整備など、現在その準備を進めているところでございまして、学生募集につきましては、この七月に学生募集の大綱、十一月に学生募集要項を発表し、十二月から学生募集を開始して入学者を決定することにいたしているところでございます。
それから大学開学経費として、放送教材作成経費等が五億七千二百万円でございます。その他、教育研究費、建物新営設備費等が一億五千万円で、以上が大学学園に対する補助として十五億六千二百万円でございます。
広く大学関係者の協力を結集する教育機関として、既存の大学との連携協力を深め、最新の研究成果と教育技術を活用した新時代の大学教育を行うとともに、単位互換の推進、教員交流の促進、放送教材活用の普及等により、我が国大学教育の改善に資すること。」
四、学園の放送教材製作部門に多数の優れた専門家を確保できるよう、処遇等について配慮すること。 五、学園の施設整備については、既存施設の活用をはかるなど投資効果が上がるよう配慮すること。 六、第一期計画完成の際など、一定の期間ごとに教育の効果及び大学教育全般との関係について見直しを行うこと。
○三浦(隆)委員 次には、教育課程の編成あるいはまた学園の放送教材作成というふうなときにも広く多くの人々の意見を聞いてほしい、このように思いますし、また教員についてのすぐれた人材の確保あるいは学ぶ学生にとっての学習条件の整備、さらに働く人々あるいは家庭の主婦、高齢者の人々、さらにもっと大きく門戸を広げまして海外より帰国する日本人子弟あるいは外国人留学生というふうなものも踏まえて、本当に幅広く多くの人々
四、学園の放送教材製作部門に多数の優れた専 門家を確保できるよう、処遇等について配慮 すること。 五、放送大学の施設整備については、既存施設 の活用をはかるなど投資効果が上がるよう配 慮すること。 六、第一期計画完成の際など、一定の期間ごと に教育の効果及び大学教育全般との関係につ いて見直しを行うこと。
具体的な実際の仕組みといたしましては、従来から説明をしている点でございますけれども、具体的な放送教材の製作ということになれば、大学関係者によります重要科目編成のためのコースチームがつくられることになり、その中に放送の関係者も参加をして、そこでその両者が一つのコースチームをつくって、そこで議論をしてまとめられたものについて、実際に放送教材として適切なものをそこでつくり上げていくという仕組みになるという
○政府委員(宮地貫一君) 先ほども申し上げたわけでございますが、現実に放映される放送教材、これは大学の授業そのものでございますけれども、それについては、実際の作成に当たっては大学関係者が、さらには複数のコースチームをつくりましてそこに放送関係者も加わる。
具体的には、たとえば番組の素材となります具体的な放送教材の制作というようなことについて御説明を申し上げますと、大学関係者によります授業科目の編成のためのコースチームというようなものが具体的にはつくられていくことになろうかと思うわけでございまして、そういうコースチームにもちろん放送の関係者も一緒に加わることになるわけでございます。
○政府委員(宮地貫一君) 放送関係の部分についてのお尋ねでございますが、私ども第一期の計画として関東地域を対象地域として発足をするということで考えておるわけでございますが、「放送大学の基本計画に関する報告」におきましても、たとえばこの基本計画の十九ページでございますけれども、放送教材の制作部門につきましては、この基本計画では、その点は「放送大学のスタジオにおいて、請負契約のもとに制作に従事するスタジオ
○粕谷照美君 確かに十九ページのところには、「放送教材制作部門」について、どういう言葉で言ったらよろしいでしょうかね、制作は、「スタジオにおいて、請負契約のもとに制作に従事するスタジオ関係専門職の協力を得て行う。」と、こういうふうに書いてありますから、確かにそういうことになるんだろうと思いますけれども、その点でまたわからない部分がたくさん出てくるわけです。
○粕谷照美君 同じ十九ページのところですけれども、(4)の(a)「放送教材制作部門」の下の方の段に入りますけれども、スタジオ関係専門職の協力を得て、放送教材の作成は請負契約で、しかも放送大学のスタジオにおいて行うと、こういうことになっていますね。
そこで問題は、第一期の計画の途中においても、地方に対する配慮というものを具体的に何か打ち出せないかというお尋ねでございまして、もちろんビデオテープというようなものについては、そのビデオテープを含めまして、放送教材、印刷教材、いずれにいたしましてもこれはもちろん一般に市販をし普及を図って、国民各層の広範な教育需要にこたえるというようなことももちろん対応をする事柄でございます。
放送コードとの関連についてのお尋ねでございますが、これ放送を行う以上は放送コードの準用があるのは当然のわけでございますが、問題は、行われます内容が、学問の自由というものがそれで阻害がされないかどうかという点でございますが、その点は同一の特殊法人ということで、具体的な教育内容の進め方に当たりましてはもちろんコースチームというようなものをつくりまして、授業課目の編成のためには放送関係者も参加し、適切な放送教材
○政府委員(宮地貫一君) 具体の番組の作成に当たっては、たとえば大学関係者によります授業科目編成のためのコースチームというようなものがつくられまして、そこに放送関係者も加わって適切な放送教材の制作を両者の密接な連携、協力のもとに行うというような、実務的に申せばそういう仕組みで進められていくことになるわけでございます。
一般にヨーロッパの場合は、イギリスは例外といたしまして、国営放送とBBCと民間放送と並列しているわけですが、ほかの国は必ずしもそうではございませんので、放送に利用できるチャンネルが少ないということがあって、使いたいのだが使えないので、いまビデオとかラジオ使っているという様子で、通信教育を主体にして、その中に放送教材を通信で出しているということが一つ。
また、単位互換でございますとか、あるいは放送教材の活用というようなことについても積極的な対応の姿勢が示されておりまし、特に一部既存の大学の一般教育の改善というものにこの放送大学が非常に積極的な役割りを果たしてくれるんではないかというような期待をかけている大学も出てきておるというのが現状でございます。
そこで私は、あくまで放送大学とはいえ本質的にはこれは放送教材を媒体とした通信教育の一種ということであろうと考えるんですが、その場合大学の通信教育のスクーリングというものと放送大学のスクーリングというものが全然関係ないんだと、大学の通信教育のスクーリングは大学の通信教育だと、放送大学は放送大学だと言えるのかどうかという点なんですが、大学の通信教育のスクーリングというのは何か全体が百二十四単位のうち三十単位以上
さらに、この大学が既存の大学等との緊密な連携を図ることによりまして、大学間の協力、あるいは交流の推進、放送教材活用の普及等の面で、わが国の大学教育の充実、改善にも資することに相なることが期待されるものでございます。